令和5年7月10日に、タイ王国より視察団（政府関係者、県関係者、シリラート病院、在東京タイ王国大使館）の受け入れをにしがもさん家にて行いました。

タイ王国では、近年、少子高齢化が社会問題になりつつあり、2040年には人口の約30％が60才以上の高齢者となると予測され、急速な高齢化が懸念されているそうです。
現在、タイにおける高齢者施策としては、政府による福祉はあくまでも補完的に提供されるべきとされ、基本的に要介護者の家族とその地域の互助、又はボランティア制度による在宅介護が基本方針とされているため、日本のような介護保険制度もなく、介護にかかる費用は全額本人又は家族が負担することになり、こうした状況に対する政策や研究が早急に必要な状態であるとのこと。

今回の視察では、日本、京都市においての「高齢者を取り巻く現状」について、京都市介護保険課の遠藤様からご説頂き、当法人渡辺西賀茂診療所 小原章央 所長により「私達の地域で地域包括ケアの構築と実践をするためには？　How can we establish and implement “Communtity-based Integrated Care system”in our region?」についてご説明いたしました。

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【タイ王国】
・タイ老年・社会保障局事務局長
・タイ保健省老年研究所所長
・Samutsakorn県顧問
・Samutsakorn 県 地域運営管理組織代表
・Samutsakhon県 商工会議所長
・県FTI代表
・地域公衆衛生専門医
・シリア―ト病院
病院長
医学部長
老年医学センター長
老年医学部部長・予防/社会学部長
老年医学部 内科部長
看護部長
老年看護師長
副看護師長
・在東京タイ王国大使館公使参事官

【日本・京都市】
・京都市介護ケア推進課　遠藤様
・国立長寿医療研究センター 進藤様
・京都市北区・上京区在宅医療・介護連携支援センター　鷲巣様
・医療法人社団都会 理事長 渡辺康介
・医療法人社団都会 シニアマネージャー 村上成美
・医療法人社団都会 渡辺西賀茂診療所 所長 小原章央
・医療法人社団都会 事業マネージャー 豊嶋昭彦